「困っている人たちに。どうにかして温かい料理を振る舞えないか」。さいたま市民の方から相談から始まった被災地への炊き出しボランティア。4月27日から3泊4日、20代を中心とする15人のグループで宮城県石巻市鮎川地区、寄磯地区に行ってきました。

4月27日午前0時に出発。午前9時に牡鹿半島の一番奥にある石巻市鮎川に到着しました。炊き出しのメニューは、チャーシューとんこつラーメン、ちゃんこ鍋。とんこつラーメンは現地の方の口にあうか心配だったので、ちゃんこ鍋にはとんこつ麺ではない、専用の麺と、もちも用意していきました。じつは食後のデザートのケーキまで用意してあったのです。食材は3日間で1000食分、プロパンボンベが8本、運んだトラックそのガソリン代も含め、すべて善意で持ち寄ったもの。水は現地で用意してくださいました。

宮城県石巻市での炊き出しボランティア

避難所の入り口に掲示された炊き出しメニュー

初日の炊き出しが終わった夜、避難所にお住まいの方から「ここより、もっと困っているところがある。寄磯にいけば、喜ばれるのではないか」との提案をいただいきました。最初の予定にはありませんでしたが、先方に確認の上、さらに足を伸ばすことを決めました。翌日、さいたまに戻る予定だった私は、明日トラックが通れる最短経路を見つけ、ゴーサインを出すため、先発隊として一足先に寄磯に向かいました。道路は、想像を絶する状況でしたが、なんとかルートを確保することができました。

宮城県石巻市での炊き出しボランティア

鮎川浜地区。ここからさらに寄磯地区に向かう

寄磯では、民間による炊き出しは初めてだったとのこと。お菓子やおもちゃも子どもたちに喜ばれました。料理のプロの彼ら(彼女ら)の腕の確かさは、1000食を平らげてくださった、現地の皆さんが証明してくださると思います。

多額の資金を提供してくださった取引先、協賛企業の皆様、本当にありがとうございました。また、現地でお世話になった、公明党宮城県災害対策本部の石橋県議、石巻市の伊藤市議、ありがとうございました。

さいたまから1000キロの旅で、見聞きしたこと、感じたことはここに記しきれないほどあります。この貴重な経験をこれからの仕事に活かしてまいります。

宮城県石巻市での炊き出しボランティア

20代の青年を中心に食のプロが集まった