ジャーナリストの立花隆さんはかつて、東京大学のゼミで「二十歳のころ」をテーマに「様々な人に会い、その方たちの二十歳のころについてインタビューする」という課題を与えました。

二十歳のころは、可能性の固まりから形をなしていくうえで最もクリティカル、すなわち重大な時期だからだ、というのがその理由です。新潮文庫より発刊されているので、読まれた方も多いのではないでしょうか。

昨年発刊された「二十歳の君へ(文藝春秋)」

一方、作家で演出家の鴻上尚史(こうかみしょうじ)さんは、先日1/7、埼玉新聞に寄稿を寄せております。成人を迎える皆さんに対し、大人と子どもの違いについて「大学入試までは『問題には必ず正解がある』と思い込まされていますが、もともと人生の問題には完全に正しい答えなんてありません」と述べております。他者に判断を任せるのではなく、自分と向き合いながらそれぞれの問題に取り組んでいく、というのが大人ではないか、との思いに共感を覚えました。ともに大変示唆に富む内容です。

さて、二十歳になると選挙権が与えられます。国政は議院内閣制、一方さいたま市のような地方自治体には二元代表制、すなわち市民から選ばれた市長と議員で構成される議会の二者がバランスを保ち、よりよい市政としていく、というシステムです。これを機会に民主主義の姿について、様々考えを巡らせるのもよいか、と思います。

例えば公明党は、若者の皆さんのために、雇用を拡大強化するための政策を常に考えております。一貫して、卒業後3年間は新卒とすることでチャンスを3倍にする試みを提案しております。若者だけでなく企業にとっても、より力のある若者を得る機会が増えることになります。

また、市政の身近なところでは、私たちが通勤通学に利用する浦和駅は、私が生まれた後に現在のような形となりました。それから40年以上かかって、悲願の線路の高架化により湘南新宿ラインの停車が秒読み段階となり、東西自由通路が開通し、今後は浦和駅西口(南高砂地区)の再開発があり、浦和駅前が劇的に様変わりする様子を見届けることができます。

以上のように、市民生活に関わることは市議会で様々な角度から議論され、その議事録は市議会のホームページに掲載されております。私自身もやなか信人フェイスブックページを開設し、市政報告をさせていただいております。市議会の中で目下の課題に悪戦苦闘して取り組んでいる様子を、成人を迎える皆さんには是非見ていただきたい、と思っております。

成人式の模様(1/9 さいたまスーパーアリーナ)

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