こんにちは、やなか信人です。
さる5/7、8の両日、令和元年5月臨時会が開かれ、市民の皆さまから選ばれた60名のさいたま市議会議員が揃い、改選後初の議会に臨みました。私は3期目のスタートとなりましたが、初心にかえり日々新たな気持ちで取り組んでまいりたいと思います(写真下:市役所1Fへの移転を終えた浦和区役所にて)。
さて新しい時代のスタートとなるこの10連休、皆さまはどのようにお過ごしなされたでしょうか。ここ一番の仕事に励まれた方がいらっしゃる一方、またとない休暇を存分に楽しまれた方など、それぞれだったと思います。私は貴重なまとまった時間を、恒例となった「家の後片付け」に費やしました。整理中これまでずっと探していた本が見つかったのは、大きな収穫でした。また、これまでなかなか読めなかった本に目を通すこともできました。その中の一冊、昨秋発刊された都内女子中女子高での授業内容を収めた「未来をはじめる(写真下。東京大学出版会)」のなかで、法学博士の宇野重規(うのしげき)さんは先行き不透明な時代との向き合い方について書かれています。
ますます進むグローバル化のなかで、民主主義や市場経済、そしてますます広がる格差を私たちがどのようにとらえ考えていくべきか、高校生はもちろん、大人の私にも分かりやすい平易な文章でまとめられた良書です。
新しい時代の始まりを記念し、普段はなかなかお目にかからない宝物を鑑賞する機会にも恵まれました。世界で国内でしか見ることのできない国宝「曜変天目」茶碗は、比類なき美しい瑠璃色の光彩を放っていました。私たちの住む浦和の街には、特別天然記念物のさくらそうを始めとして後世に残していくべき宝物が多くあります。若者の皆さんも私たち大人にとって大切な大切な未来の宝物です。こういったことを踏まえ、日々市政発展、市民福祉の向上に努めていきたいと思います。