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「移動手段の確保」「学びの交流」そして「住まいの支援」(2024年さいたま市議会一般質問)

こんにちは、やなか信人です。6月12日、40分にわたり一般質問を行いました。通告は以下の通りです。

1.少子化対策と笑顔で暮らせる子育て支援の強化について
(1)市の少子化対策について
(2)オンライン相談サービスの強化について

2.すべての世代が健やかに暮らせる健康長寿プロジェクトについて
(1)医療・介護サービスの供給不足について
(2)高齢者の見守りと交流について
(3)住まいの支援について
(4)セカンドライフ支援センターの相談機能充実について
(5)認知症予防の取組とケア技法「ユマニチュード」について

3.地域コミュニティの創生について
(1)浦和地域の公共交通について
(2)南会津町との教育交流について

このなかから、人口が減少し少子高齢化に向かうなか、浦和のまちに住み続け希望が持てる健康長寿プロジェクトとして、地域の移動手段、学びの交流、そして住まいの支援の3点に触れたいと思います。

まず、浦和は交通利便性が高いと言われていますが、高齢者の方にとっては買物や通院といった短い距離の移動手段が大きな課題です。これまで浦和の閑静な住宅地は人気の理由に数えられてきましたが、ご高齢となり、車を手放したり自転車を乗らなくなった時に困る方がたいへんに増えており、自治会などから行政の対応の遅さが指摘されています。今回の一般質問で、小さなお子様の子育てにも必要となるAIデマンド交通の早期導入を訴えました。

次に、自治体間の連携にも光をあて、南会津町との教育文化交流を提案しました。ここに舘岩少年自然の家があり、秘境ともいえる自然のなかクラスの仲間と一緒に学んだよき思い出を持つ市民の皆さまも多いと思います。今後はこの施設を通した交流を深め、地元の方が天然温泉につかりながらさいたま市とのつながりを深め、学芸員の力もお借りして文化のつながりを学ぶような機会をつくっていきたいと思います。

3点目として、今般住宅セーフティネット法が改正され、住まいの確保が難しい人々のために、居住サポート住宅の認定制度が新設されます。居住サポート住宅では、単身高齢者が安心して賃貸住宅に住めるよう定期訪問や人感センサーを利用した安否確認が行われ、必要に応じて医療や介護サービスへつなぐといった福祉サービスとの連携が強化されます。住宅施策と福祉施策の連携が重要です。やなか信人は、このことをいち早く取り上げ、低所得者や身寄りのない高齢者といった「住宅確保要配慮者」への住まいの支援により、さいたま市にお住まいのすべての世代が安心して暮らせる施策を迅速に進めることを求めました。

今月、大きな美しい虹がかかるのを見る機会に二度も恵まれました。定例会の合間を縫うように、ずぶ濡れになることを恐れず自転車で飛び出したご褒美です。色鮮やかな夕陽と虹は、まるで市民の皆さまの明日の「晴天」が約束されているかのように感じました(※虹の写真は6/3、常盤公園)。

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