こんにちは。やなか信人です。
12月定例会開会中、12/2が調査日となりましたので岩槻区選出の吉田ひとし議員とともに、槻寿(つきじゅ)苑と東武野田線岩槻駅を結ぶ乗合タクシーの政務調査をしてまいりました。
この乗合タクシーは和土(わど)地区の皆さまが中心となり、交通不便地区の解消のために尽力された、努力の結晶です。前日の12/1から実験運行が開始され、停留所も乗車するタクシーも、大変しっかりしたものとなっております。
おおよそ90分間隔、300円(小学生は半額)の運賃設定はタクシーであることを考えれば納得いくものです。もし乗車定員を超えた場合は、すぐに別の車両が配車される、ということも、タクシーらしいサービスといえます。
普通のバスでは入ってこられないような、ちょっと驚くような狭い道や交差点も難なく走ります。バス通りで乗り降りするのではなく、住宅街の生活道路から病院の玄関まで、どんどんと入っていくので、生活を主体とした路線になっていることが新鮮です。
この乗合タクシーは本年、運用を開始しました「さいたま市コミュニティバス等導入ガイドライン」制度に基づき、始められたものです。
私の住む浦和でも、バス本数が大幅縮小されたり、住宅街の狭い道に阻まれバス路線の新設ができない、といった交通空白地区、不便地区の問題が生じております。
地域住民の皆さまが主役となり活発な意見を交わすことで、都市交通の抱えている問題が解消に向かうことを期待し、12/12に開催された、まちづくり委員会での議案外質問におきまして、20分間に渡って取り上げさせていただきました。長年、バス通勤をしていた私自身の経験から、バス停留所の整備につきましても触れさせていただきました。
街がだんだんとクリスマスムードですが、議会は12/22までですから、最後までしっかりと走り抜いてまいります。
※文中追記(15/1/13)
さいたま市ホームページのリンク先が変更された部分を、反映いたしました。