令和初の「さいたま市成人式」が開催されました。

こんにちは、やなか信人です。
この度晴れて成人式を迎えられた皆さま、そしてご家族の皆さま、この度は誠におめでとうございます。心よりお祝いを申し上げます。さいたま市では13403人の新成人が誕生しました。会場は2020年東京オリンピックの会場に選ばれた、さいたまスーパーアリーナ。今年の8月、同じ場所で世界一を目指してバスケットボールの熱い試合が繰り広げられます。

1/13に催されたこの式典では、清水さいたま市長(写真下)とさいたま市議会の渋谷議長が未来を担う青年に熱いメッセージを寄せたほか、浦和レッズやプロ野球チームの埼玉アストライア、埼玉西武ライオンズの選手などから、ビデオメッセージが届けられました。

私は毎年参加をさせていただく機会に恵まれていますが、毎年それぞれの世代のカラーがあります。各区の代表による「はたちの誓い」では、新しくなった「さいたま市立病院」に桜の植樹をするための募金活動のアピールとともに、各区の代表の方より素晴らしい抱負の披露があり、ひときわ大きな拍手が沸き起こりました。

サプライズゲストには、デビューを目指してさいたま市の路上で歌ってきた「サスケ」が登場。青いベンチの合唱では式典がおおいに盛り上がりました。

今年のテーマを「志 感謝と共にきりひらく」と聞き、1999年から2000年に生まれ、令和初めての成人式を迎えられた皆さんの世代の心の美しさを感じました。会場を去ったあとは学校ごと、かつての仲間ごとに、この街のどこかで再会の祝杯を高らかにあげたことでしょう。卒業してまだ時間が経っていないこともあり、良いこともわだかまりも鮮烈に覚えていることだと思います。けれど、この日の再会が20年後、30年後にまた会うきっかけとなり、その頃にはすべてが良い宝の記憶になり、また一歩足を踏み出す力となるに違いありません。

私が子どもの頃、21世紀という近未来には空に車が飛び交い、ロボットが人間の言葉を話し、人類の発展を手助けするという希望あふれるイメージがありました。今日、介護やペット代わりとなるロボット、自動運転車、空飛ぶタクシー、人工知能によるコミュニケーションといった技術が現実のものとなりつつあります。一方これからの世界には、貧困や民主主義社会の危機、悪意ある人工知能といった取り組むべき課題も山積しています。
バングラデシュを舞台にソーシャルビジネスという武器を手に貧困撲滅に立ち向かい、ノーベル平和賞を受賞したムハマド・ユヌス氏は、人の手によって課せられた「貧困」を、人の手によって根絶し、博物館に葬り去ることは可能だとの強い意思を示されました(「貧困のない世界を創る」早川書房刊より)。
世界は国の集まり、国は地域社会の集まり、そして地域社会は、家庭とひとりひとりが集まってできています。20世紀と21世紀、そして平成と令和に変わる瞬間に立ち会った皆さんが、時代を越えて強い意志を引き継ぎ、より良い世界をつくりあげて行かれんことを心から期待し、強く願っています。