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自転車が安全に利用できる街をめざして

こんにちは。やなか信人です。

市内3駅で開催されました、本日(1/2)の新春街頭演説会におきまして、公明党が昨年末に提言した「自転車走行環境の整備についての緊急提言」をご紹介いたしました。

自転車はとても身近な乗り物であり、日常生活に欠かせないものです。

社団法人自転車協会によると、全国で6900万台もの自転車が保有され、自動車の7800万台に匹敵する台数となっております。その中でも埼玉県は、他県に比べ平野に恵まれ、晴れの日が多く、真冬の気候もさほど厳しくないことで、全国的にもトップクラスの保有台数となり、さらに増加が見込まれる、まさに自転車王国です。

このように市民の皆さまより、自転車の良さが健康上、また利便性、環境面で大きく評価されているにも関わらず、国の政策が後回しされ、放置されていることにより、近年の事故の急増や危険を招いてしまっております。

警察庁は自転車に関する総合対策を昨年10月に打ち出し、自転車は車両であるとの位置づけを明確にしました。しかし誰もが安全に道路を利用するにはほど遠い実情で、自動車、自転車、歩行者がそれぞれ安心して道路を利用できるために、今回の緊急提言となりました。

ここでは、まず自転車事故の7割が集中する交差点の改善を第一にうたっております。

交差点では(1)歩道脇の自転車横断帯をなくし自転車レーンを設け、自転車が歩道に入ることによる自転車と歩行者、また自転車と自動車の危険をなくし(2)自転車専用の信号を設置し自転車を先に走らせることで巻き込み事故をなくす、そして(3)バイク同様の二段階の停止線を設けることで、車ドライバーによる認知ミスの解消を図ります。

これらは自転車先進国ヨーロッパの研究により導きだされたもので、今後の効果が期待されております。

さらに取り締まりやルールを守るための交通安全教育やキャンペーンの実施にとどまらず、警察官が市民の手本となるような改善策を求めております。これは交番で見られるような白い自転車ではなく、クロスバイクのようなスポーツタイプとし、機能性やファッション性に優れたユニフォームと専用の自転車用ヘルメットを着用し、市民の皆さまがルール遵守の際の手本となっていくことです。ロンドン市警のパトロールチームの事例等があり、交通ルールを守るよう、市内を巡回していきます。

私たちのさいたま市には、市民の皆さまの安心を脅かす、ひったくりや巧妙な振り込め詐欺が後を絶ちません。本年も安心安全を守る社会づくりをめざし、全力で取り組んでまいります。

武蔵浦和駅で自転車政策を語る

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