この春、学校を卒業される皆さんへ

この春、学校を卒業される皆さん、おめでとうございます。暖かい春の日差しが、卒業される皆さんを祝福しているかのようです。卒業式の会場に集まった全員で皆さんの健闘を讃え、大拍手を送る気持ちで、一言ごあいさつを申し上げます。

早いものです。学校生活で皆さんは、広いキャンパスで勉強やクラブ活動、友達のことなど、ひとことでは言い尽くせないほど多くの経験をしました。良いことも、悪いことも、どんなことも大切な経験となり、これからの道を歩んでいく皆さんを支えてくれるはずです。学園での貴重な経験を決して忘れず、「自主自律」の精神を胸に、笑顔を絶やさず、未来を拓くしなやかな人として、ますます立派に成長していってほしいと心から願っています。

地元の木崎中学校卒業証書授与式(3/13)

さいたま市立木崎中学校の卒業証書授与式(3/13)。

未来社会の予想によると、近い将来、スクリーンに映し出されるロボット医師やロボット弁護士と会話できるようになり、今世紀の半ばには人間よりも「優秀な」ロボット外科医が誕生するかもしれません。そして来世紀には老化の遅延や停止だけでなく、絶滅した生物を遺伝子科学により甦らせることも可能だと予測する理論物理学者もおります。皆さんの未来では、このようなことはすでにSFや映画のなかの話ではなくなり、寿命100歳、120歳が夢でなくなるのかもしれません。私の学生時代、情報社会の到来をゼミで学ぶなかで『第三の波』という未来を予測する一冊の本に衝撃を受け、来るべき社会の変化にわくわく心躍らせていたことを昨日のことのように思い出します。夢と希望を持って学問に打ち込んだことは、その後の仕事に十分生かされました。そして一緒に同じことを研究したり、単位を取るために徹夜した友は今でも私の宝ものです。

この伝統ある学園での勉学と友の絆は、時が経つごとに、生まれ故郷のように、かけがえのないものとなっていくに違いありません。

保護者の皆さま、本日はまことにおめでとうございます。これまでPTAの活動にご協力いただきまして誠にありがとうございました。PTAを代表し、この場をお借りして深く感謝申し上げます。
そして、お世話になりました校長先生はじめ、教職員の皆さま、ありがとうございました。心より感謝申し上げます。
結びに、卒業生の健康と活躍をお祈りし、私のごあいさつとさせていただきます。本日は大変におめでとうございました。

※さいたま市立道祖土(さいど)小学校、木崎中学校、東京家政大学附属女子中学校、そして高等学校の卒業証書授与式に駆けつけました。この文章は平成27年3月15日に挙行された東京家政大学附属女子中学校・高等学校卒業証書授与式でのPTA会長祝辞を基にしました。

東京家政大学附属女子高等学校卒業証書授与式(3/15)。

中学校の卒業証書授与式で、颯爽と式場から緑の木々あふれるキャンパスに去って行く姿は、校歌の「はるかなる試練の道を ふみこえて進む乙女」そのものでした。

青空にはためく道祖土小学校の校旗(3/24)

青空にはためく道祖土小学校の校旗(3/24)