こんにちは、やなか信人です。
さいたま国際芸術祭の開幕が迫りました。
10/7から12/10まで65日間に渡り、「わたしたち」をテーマに市民参加の祭典が開かれます。
9/23には伊勢丹浦和店の屋上「デパそら」で、会期前イベントが開かれました。やっと涼しくなってきた心地よい風に吹かれながら、モーツァルトの楽曲や仮面舞踏会といったマンドリンの調べ、夜にはジャズ演奏が行われました。私も市民アーチストとなり国際芸術祭の大きなパネルの作成に参加したり、オリジナルうちわをつくったりしました。
2016年、初開催となった際には浦和区役所のロビーに「息をする花」というとても大きな動くオブジェが飾られました。別所沼や新幹線沿線の空間、旧中山道沿いの建物にもスペースが設けられました。総合アドバイザーの加藤種男氏(当時)は、「さいたまは、かつて海に面していた」と述べ、古(いにしえ)の文化に思いを寄せました。私たちのまちは世界最古の「漆(うるし)の原木」が見つかり、「見沼」では古から人々が祈り、生活を営み続けるとても長い歴史と文化を持つ地域です。今回プロデューサーをつとめる芹沢高志氏は、このような地域の歴史を踏まえて新たな地域づくりの実践をテーマとした市民との意見交換の場を設けることから始めました。会期中、会場に滞在し芸術活動を行う「アーチストインレジデンス」や、障害者の方にも参加できるよう「アーチストオンサイト」と呼ばれる芸術家の障害者福祉施設への出前も行いました。
メイン会場にはアート作品が各所に展示され、映画や音楽発表、パフォーミングアーツとよばれる芸術活動など連日異なるイベントが開かれます。また、埼玉会館、パルコ、近代美術館やうらわ美術館など市内約50箇所も会場となり、多くのアーティストが集まり、さまざまなアート作品やそれによって生まれる営みを見られるような芸術祭となります。「わたしたち」って何だろう、私たちをあらためて「見直してみよう」「見てみよう」ということがテーマとなります。公明党が進めてきた平和・文化・教育の成果となる、多様な生活都市「さいたま市」ならではの国際芸術祭をぜひお楽しみいただきたいと思います。
※最新情報は、こちら「さいたま国際芸術祭2023 (artsaitama.jp)」をご覧下さい。