さいたまスーパーアリーナで「さいたま市成人式2015」を開催

 

こんにちは、やなか信人です。

さいたま市で成人を迎えられた、1万3000人を越える皆さんに心よりお祝いを申し上げます。

これまで社会を取り巻く環境が厳しい中で迎える成人式が続きましたが、今年はアベノミクスによるものなのか経済好転、雇用改善の明るい兆しが見える中での成人の日となりました。経済学者でさえ将来の予測ができない時代です。今の時代の課題は多くあったとしても若い皆さんにはぜひ、自分だけでなくまちの将来、世界の将来を知恵と工夫で真っ正面から切り開いていく大人になっていただきたいものです。

オープニング前、入場口は多くの新成人で混雑

オープニング前、多くの新成人で混雑する入場口(1/12)

皆さんがこの世に生を受けた20年前、阪神・淡路大震災が起きました(95/1/17)。あの日、私は何も知らずに会社に着き、何気なしに見たテレビの画面にはヘリコプターで中継された、真っ黒い煙につつまれた神戸の街が写っていました。その場にいた誰もが言葉を失い、レポーターの声だけがフロアに響いていました。
そのとき私は飛び出して行きたい思いに駆られましたが、結局何もできませんでした。このときの原体験があって、何かあったときにはすぐに動ける職業に就きたい、との理由で現在の仕事(市議会議員)をさせていただいている面もあります。東日本大震災の時には、さいたまの有志が集まり石巻の半島の先に行き、出来たてのラーメンを振る舞うことが出来ました。

さいたま市初の女性議長となった霜田議長の祝辞

さいたま市で初めての女性議長となった霜田(しもだ)議長は「人の喜びを幸せにできる人に」

各区の代表による「はたちの誓い」

各区の代表による「はたちの誓い」

 さいたま市は政令市の中で最も災害の少ない市だと言われています。ところが、通勤・通学先の東京都は災害のリスクが世界で最も高いという評価を受けています(15/1/12読売一面)。こういった課題を前に私たちは何をすべきか、大人同士、知恵を集めて一緒に解決していきたいと思います。
 最後に、評論家の川本三郎さんが書評で勧めた本をご紹介します。
 直木賞作家の松井今朝子(けさこ)さんの『師父(しふ)の遺言』(NHK出版)は昨年末、最も私の心に潤いを与えてくれた一冊です。
 私たちが普段、身近に触れることのない古い時代や、歌舞伎という伝統芸能の世界を垣間見ることができるだけでなく、松井さんが師と仰いだ武智鉄二師への視線を通して、師を持つことの至福を知ることのできる書です。弟子の重圧に気づいた師が「だから、あなたは僕のことを伝えてくれたらいいのよ」とさりげなく言う一言に、人と人の世界の温かさと深淵さに気づかされます。

フィナーレは「ありがとう」を皆で歌う

フィナーレは「ありがとう」を皆で