こんにちは、やなか信人です。
去る5月1日、さいたま市議会5月臨時会が開催され、地方統一選挙で選ばれた60名が揃いました。私も市民の皆さまよりご附託をたまわり、市議会議員として新出発をさせていただきました。5年目ともなると大学生なら院生へ、小学生でも高学年となり学びの場においてさえ大きな期待と責任が生じます。これまで以上に現場第一の議員として、市民の皆さまの声を市政に反映し、議会における政策形成に全力で取り組んでまいります。
さて今年のゴールデンウィークは天候にも恵まれ、多くの方がリフレッシュされたことでしょう。なかには仕事に励まれた方もおられたのではないか、と思います。私は家の「リフレッシュ」に相当の時間を費やしました。家のローンをどうするか、調子の悪いMacをどうするかなど、頭を抱えながら手作業をしていると思った以上に仕事がはかどり、部屋を見渡せるようになりました。数年分の学習参考書などをまとめて大崎クリーンセンターに運び込むと、ゴミの量が100キロを越えました。またネパール大地震の被災者救援活動のお手伝いや憲法記念日街頭演説会といった活動のなか、戦後使われた文部省著作の教科書「民主主義」やロングセラーの小説など、活字の山にも手をつけました。その中に村上春樹さんが一小説家として読者と1対1のコミュニケーションを試みた「村上さんのところ」という期間限定サイトがあります。3ヶ月間で4万通近いメールがあり、質問が似通ってしまうものをまとめるなどして3000通以上の返事を投稿しました。目を通すだけでも一苦労でしたから、村上さんの労力は想像を絶するものがあります。1億PV(ページビュー)ものアクセスの反応は様々です。(※このサイトはGW後に閉じられ、電子書籍となるそうです)
ご本人も言っていたとおり、そのやりとりの様子は直接民主主義で語られる「アゴラ」のようでした。浦和区の人口は約15万人。人口が増え続けている浦和では、今後選挙権18歳以上となると有権者がさらに増えます。さいたま市は市議会議員1人あたり約2万人の市民がおりますので、どこまで1:1の対話を積み重ねることができるか。これが5年目の新出発にあたっての私の挑戦です。
先日の議会で総合政策委員、大都市行財政制度特別委員会の副委員長に選任されました。今まで以上に議会の様子をまちでネットで発信してまいりますので、ぜひこれからも活動の一端をご覧下さいますよう、お願い申し上げます。