岩槻人形博物館がオープンしました。

こんにちは、やなか信人です。
国内初となる公立の人形博物館「岩槻人形博物館」が2/22に開館し、記念式典が行われました(写真上は展示中の「犬筥/いぬばこ」)。この人形専門のミュージアムは岩槻駅から徒歩10分ほどの近さに建てられました。人形の美しさや歴史に触れるだけでなく、城下町の面影を残す街の情緒を楽しみながら、ゆっくりまちの散策を楽しむことができます。つるし雛(東玉大正館)や大雛段飾り(愛宕神社/写真下)の華やかさと迫力に圧倒され駅に向かうと、岩槻駅東口コミュニティセンターでは多くの創作人形が飾られており、楽しく休日を過ごすことができました。

 

 

さいたま市は新しい街のように思えますが、目をこらし耳をすますと太古から人が住み、古き縄文・弥生文化の息づかいを感じることができます。市役所近くでは漆採取の原木が発見され、私の家(浦和)の近所でも「弥生式」炊飯器が出土しています。人形博物館の建つ岩槻ではハート型で知られる「みみずく土偶」が出土し(真福寺貝塚)、岩槻駅ロータリーにレプリカが飾られています。古くは依代としての人形(ひとがた)であったり、現在ではフィギュア人形や食玩の人気キャラクターになったり、人形は人の心を捉えて放さないものです。様々思い設けて、人形が美しく形作られる「いわつき」のまちには、人を引きつける場の力があるのかもしれません。

ふと視線を向けると館内にはソフトクリーム、人間総合科学大学のキャンパスでは地元で愛されるコーヒーや洋菓子が並び、愛宕神社では甘酒が振る舞われ、手頃サイズの銘菓「天狗羊羹」も神出鬼没で売られておりました。「花より団子」にも期待し、城下町の情緒や人情に触れられる「人形のまち岩槻」を一日楽しんでいただきたいと思います。